理知は酸性、感情はアルカリ性。

最近は各メディアがいろんな情報を提供しているので、知ろうと思わなくても
なんとなく知っていることは結構ありますね。


中でも、「抗酸化」というものが多いように感じます。
人間の体は”弱アルカリがいい”ことを、みなさんがよくご存知だからでしょうね。


「酸」という字は、『いたむ』と読み、性質は破壊性です。
では、今日は「酸性」「アルカリ性」のあれこれを書きます。


まずは、本日のタイトル。
私たち人間のいろいろな知能の中で、理性や形式論理というものは、「酸性」
感情は「アルカリ性」です。


だから、あまり理屈に走ると、心の持ち方・行動などが乱れてきて、
ゆとりやおおらかさがなくなる。とげとげした状態になるのです。
これを救うのが、感情です。
人間はどちらかというと、理屈っぽいよりは、やや感情の発達した方がいいのです。
“どちらかというと”がポイントですよ。
あまり感情的になると、複雑になってしまいますからね。


それから、欲や意気込みは「酸性」、反省は「アルカリ性」。
大志や野心がある人は、深く考えることができる必要があります。
どちらかといえば、反省する方が強いという人の方が、人間性としては○ですね。
情操といって、抑えのきく感情が優るのが○、ヒステリックは×。


特徴的に言えば、男性は「酸性」、女性は「アルカリ性」。
家庭生活で、カカア天下がよいと言われるのはこの辺りからです。
カカア天下もやっぱり、過ぎてはいけません。
もちろん、亭主関白もいけません。
どちらかといえば、家庭ではいくらか奥さんの意見を尊重してやるのが、家は平和です。
外ではご主人が前へ出る、代表するのがしっくりいきます。


今日のポイントは・・・(笑)、“どちらかというと”というところでしたね。
要するに、バランスが大切です。


そして、もうお気づきですね?
「酸」= 外向(活動)的な、男性的な 、「アルカリ性」= 内向(内省)的な、女性的な
という分け方をすると、「弱アルカリ性であるのがよい」ということです。


そして、活発な創造に進んで行くのがいいのです。


★p.s★丘サーファーさん、ヤマダさん
昨日は、コメントをありがとうございました。

ヤマダさんへお答えします。聖人君子という言葉がありましたので、以下君子の言葉を以って私の返答とさせていただきます。
「夫れ学は通の為に非ざるなり。窮して困しまず、憂えて意衰えざるが為なり。
禍福終始を知って惑わざるが為なり」
また、経営のバランスをどうとるか、について。
私は経営者としての立場としては、「中道」を。
只松個人としては、上記にあります“通”という出世や成功や生活の手段としてではない
道業・徳業を自分に求め、理論化・機械化しない「有情・優情」の人間で在ることを目的と
します。
そういう意味で本日のブログ中の、自分に省みる、抑えのきく「情操」の優ることを加えておきます。
もっと平らにご説明するならば、9/11付のブログを参照なさってください。


「ですよねー!」(笑)丘サーファーさん。