大人たちへ。

自分の小さい頃のことを、どれくらい覚えていますか?
何歳くらいからのことが記憶にあるでしょうか・・・


5,6歳くらいの時、大人(特に親)は自分にどう接してくれましたか?
子供というのは5、6歳のころに、もう完全に人格のあらゆる要素を備えていることを
ご存知でしょうか。
更には、1歳のお誕生日を過ぎて片言を言い、よちよち歩くようになる頃には、
立派な精神的要素を具体的な形であらわしているのです。


5、6歳というと、まだ子供。
まだ幼稚だと思って、その子の教育や躾を大人は軽く見てしまうところではないでしょうか。
でも、この「機会」がとても大切なのです。
お子さんをお持ちの方なら、じっくりと。
そして、自分のその頃は分からないなら、時機は過ぎていますが“今からでも”と思って
少し読んでください。


人間の大事なことはたくさんありますが、「清く・明るく・健やか」であることから
始まります。


■清く・明るい・・・人間のあらゆる徳(人格・人柄)の最も根本的な徳です。
心を明るく持つこと、暗くしないこと。これが一番大切なことです。


■清潔に(うそやごまかしなどがないこと)
・・・清潔を愛するように育ててやれば、本能的に不潔を嫌うようになります。
その躾を習慣的に持たせれば、成長して汚職・涜職(とくしょく:私利私欲で職を汚すこと)
はしないものです。
子供のことだから、いたずらもする、それが当たり前だと思って不潔にして育てれば、
不潔を行うようになる。
してはいけない・法に触れる・バレたら大変だと教える事より大切です。
「不潔には耐えられない、汚いことはできない」これが本当の道徳というものです。


■習慣・・・生活は習慣の作品です。
よい習慣・躾を身に付けることは生活のあらゆる場面で良く影響します。
「人生は習慣の織物である」   by アミエル


この他、挨拶から始まる「敬」、言葉などの教養,
文芸・芸術などの、豊かさを教えることなどがありますが、
特に先の3つは、子供のみならず大人である私たちを含めて、人として大切な事です。


私たちが出会う艱難辛苦(人生でぶつかる困難や苦労)を乗り越えていくための、
そして、その先の喜びのための、試金石(価値基準)となるものだと思います。


大人になってしまった自分には、堅苦しく思うかも知れない
でも、子供たちは人として恥じない人間に育てたいと思うでしょう・・・


時間の経過は関係ありません。
もちろん、今からでも遅くはない。


★p.s★Mr.Power Houseさん
コメントをありがとうございました。
行動基準15.です。