「自分」を弱らせない。

おいしい果実を作ろうと思えば剪定をしますね。


これが、とても大切な事で、数をたくさんならせたり、枝を伸び放題にしておくと、
根幹の力が弱っていくのです。
不要な枝を払い、果実を間引かなければいけません。


これを「果断」とか「果決」と言うのですが、
人も、同じようなものです。


「果断」「果決」
物事を思いきって行うこと。決断力のあること。決断がすばやいこと。
これをできないでいると、優柔不断になってしまう。


“反省”というと、「かえりみる:改めようと考える」ことばかり思いがちですが、
迷ったり、目移りしたり、取るに足らないものをたくさん抱えて本質から外れない為に、
自分を弱らせず、よく続ける為に、
「省く(はぶく)」。
ここに、『反省』のもう一つ、大事な意味があるのです。


自分を強くしたいとは、誰でも思う。
でも、弱くしないことを考えてみるのも一つの方法かも知れません。
ただこれは、やはり省みることと同時に考えるのが大切です。