サボテンの花

♪ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて〜
これは、財津和夫の歌ですが・・・。


植物の水遣り、されたことはありますか?
サボテンは、水を欲しくて欲しくてたまらなくなった時になって水を遣ると、
そのようになって初めて素晴らしく綺麗な花を咲かせるものなのです。


人も、自分で努力し理解しようとして、いらだつようでなければいけない。
なにくそ!と発憤し、やり抜き、何かをつかみ取って感激・感動するくらいの精神の
躍動を含み持つ者でなければ、導きく(ひらく)ことはできない。


また、問題意識を持ち、何か言いたくて(考えていることを表現しようとして)、もどかしがるようでなければいけない。
こういう状態になる者でなければ、教えく(ひらく)ことはできない。


そして、四角なものの一角を教えられたら、あとの3つの角は自分で考えて分かろうと
する者でなければ、教える必要は(時期では)ない。


私たちが普段よく使う“啓発”という言葉。
よ〜く考えてみたこと、ありますか?
その、エッセンスが次の5つです。


いきいきと、心がふくらみ、盛り上がる「躍動」
強く心に感じて、気持ちがたかぶる「感激」
物事に深い感銘を受けて強く心を動かされる「感動」
主体的にかかわり合おうとする心の持ち方「問題意識」
自分の判断で行動する態度「自主性」
進んで物事を行おうとする「積極性」


これらが、『本気』というタイミングと出合った時、教えは水となり、
花を開かせるのでしょう。
自分が本気でなければ、注がれる水を貯えることはできないのです。