福沢諭吉の『すすめ』

昨日くらいから、夏季休暇の方もおられることでしょう。
まとまったお休みを利用して、みなさんはどんな過ごし方をされるのでしょうね。


お盆帰省の機会に、普段なかなか会えない友人と逢ったり
親類縁者の方と会ったり、旅行に出かけたり・・。
ビジネス、プライベート、私たちは人と会わずにいることは、なかなか無いようです。
そしてまたそれは、刺激を受けたり、共鳴し合ったり、笑いがあったりして、いいものです。


では、
「人の顔色は、いわば家の門口のようなものだ。
広く人に交わって自由に客を招き寄せるには、まず門口を開放して、玄関を掃除し、
ともかくも人を来やすくさせることが肝要であろう」


日々の営みに追われている時、人は大切なものを見過ごしてしまうものです。
どんな出会いも自分の前を素通りさせてしまわない秘訣というところでしょうか。


残暑厳しき折、体調を崩されぬよう留意して、よいお休みとなりますように。


★『学問のすすめ』の中の人望論、「顔つきを明るくすること」でした。