知ってる?××ガエル。

 
「ゆでガエル現象」って聞いた事がありますか?
ん〜・・・、ちょっと嫌な感じ、嫌な響きです。


本の中や、例えとして話の中によく出てくる言葉ですが、
「マンネリ」とか「変化に適応できない」状態の事を、こう言います。


「ゆでガエル現象」とは、上昇する温度の変化に気づかないカエルが、
ゆで上がってしまうことです。
カエルを一匹、水を入れた鍋に入れ、その鍋を徐々に温める訳ですが
温度の変化が少しずつなので、カエルは何の不安も持たずに鍋の中にいる。
そして、高温になっても気づかず、やがて沸騰したお湯の中で
ゆで上がって、最後は死んでしまう・・・。


女性には、ちょっと歓迎されない内容のようで、申し訳ないですね。
しかし、感度が鈍ると私たちも、こんなことになりかねません。


では、沸騰したお湯の中へ、いきなりカエルを入れたら・・・
カエルは驚いて、必死で鍋から飛び出します。
火傷をするかも知れませんが、死なずに済みます。
片方は変化に気づかないで死に、もう片方は反射的に変化を察知して生き残るのです。


これに例えると、自分がもし、マンネリ化しているのなら
熱湯をかぶって目を覚まさなければならない。
それくらい、感度を落とすということは停滞していることなのです。


感度や感性は、教えられて学べるものではありません。
行動の目的となって現実に意味を与える“理想”や“理念”と好奇心と
小さな変化も感じることのできる心、素直な心が必要です。