3つの顔?

人との「関わり方」には、3つの大切なことがあるのです。
それは、相手が子どもでも大人でも変わりない。


“母性”、“父性”、“子ども性”の3つを以って接することです。
母性とは、相手の話をしっかり聞いてやること。相手を受容する優しさのこと。
父性とは、絶対にしてはいけない場面で、毅然と接する厳しさのこと。
子供性とは、相手と一緒になって遊ぶなど、何かを一緒にやることで楽しさを心から
共有すること。朗らかさのこと。


中でも、欠けていると感じるのは父性ではないでしょうか?
断ること、叱ること、厳しい態度を示すことに躊躇や遠慮をしてしまうからですね。
キツイ人だと思われはしないか、嫌な奴だと嫌われはしないか、という
「よく思われない」ことに対して、保身してしまう。


逆に、ほめて伸ばしてあげたい考えは、周りからのウケもよく、やりやすい。
また、それ自体はよいことです


しかし、与えるばかりの関係が、決してよい関係とは言い切れません。
優しさと甘やかすことは違うし
いけないことを、「いけない」と示すことこそ、相手を思っての接し方であり
厳しさは、優しさでもあるからです。
良いと思うことは心から褒め、悪いと思うことは遠慮なく指摘することですね。


相手を受け入れる気持ちと、強く関わる気持ち。
そして、心にこだわりのない広く開けて明るい気持ち。
これが、優しい顔、厳しい顔、朗らかな、3つ顔のです。
仕事でも生活でも、心で接し、心で関わっていきましょう。