絶好調です!

ある事がきっかけで、僕は4歳の娘に
「調子はどうですか?」と聞いてみてくれと言ってみた。


娘「調子はどうですか?」
僕「絶好調です!」


答えた僕の顔を見て、娘は少し笑っていたが
そこは子供のすごいところで、何故急にそんなことを言うのか
それはなんなのか、などの大人が思うような質問はしない。
たった一言、それはどういう意味かと尋ねるので
“すごく調子がいい”という意味だと教えた。


ふ〜ん。という感じで宿題の続きを始める・・・。


出来上がった宿題を見せに来た時、僕は聞いた。
「調子はどうですか?」
「絶好調です!」そう言って笑った。
しばらくして、弁当箱におもちゃを詰めているところ(これが得意)へ
「調子はどうですか?」と聞いた。
「絶好調です!」
段々面白くなってきた。


普段は言われてする片付けを始める・・・。
聞かれるだろうと思っているに違いない。
そう、その通りである。


そうこうしていると、今度は「お風呂に入ろう!」と誘ってきた。
普段はそうはいかない。洗髪が憂鬱なのである。
試しに聞いてみた。
「髪を切ろうか?」
それを彼女は快諾した。
へー!・・・。僕は驚いた。
以前に短く切ったとき、長い方が良かったと言われ、また、朝は髪を結んでもらったり
アゴムを選んだりするのが楽しかった。
そんな理由で、随分断られたはずなのに・・・。
(OK! OK! 絶好調!)


翌朝、顔を合わせると直ぐに
「調子はどうですか?」と聞いた。
「絶好調です!」  覚えていた。


散髪も仕上がり上々!気に入った。


言葉の波動が気持ちに及び、行動に表れ、表情まで良くなる。
少し長くなりましたが、この「きっかけ」は、また書きますね!


娘は今朝も元気に登園した。
勿論「絶好調」だった。(笑)