一瞬にして・・・

人が、人に対して快・不快を感じるのはどんな時でしょうか?
喜びや満足の気持ちを抱えていながら、その気持ちを一変させてしまうとしたら・・・


人が、他人を理解する基準は、自分です。
他人の表情、態度、そして気持ちを
自分に投影して他人の気持ち(心持ち)を理解したり、推測したりするのです。


自分が豊かでなければ、他人を楽しませたり、喜ばせたりできません。
豊かさには、経験や知識がありますが、こころが豊かであるならば
これを超える瞬間というものがあると思います。


理解するということは、受け取るということでもあります。
喜びには喜びで(自分の喜びとして)、満足には感謝の気持ちで応えること。
これができなければ『快』を得ることはできません。


味気のない態度で応対されれば、歓迎されていないと思うでしょう。
にこやかに、丁寧に、気持ちいっぱいに歓待されたら、どんなに嬉しいでしょうか。
人は、自分ならどんな時にそうするだろう・・・と考えるのです。


もし、相手と自分との立場が異なる時は、相手を前へ。
自分を後ろへ。
これを忘れてはいけません。
その相手が『お客さま』なら、その関係自体に、すでに“感謝”があるべきなのです
いつも“感謝”があるべきなのです。

ならば、感謝の気持ちを表さなければなりません。


昨日書いた「意思疎通」。
“実際”相手になにが伝わったかの大切さが、ここにも。
自分が何を伝えてしまったのか・・・


大切な人を不快な気持ちにさせることほど、悲しいことはありません。
大切な人が喜んでくれることほど嬉しいことはありません。
気持ちを大切にできる自分に、改めて今日から・・・。