ステップ 1、2、3.

“真似てみる”ことしてますか?


自分にモデルとなる人がいる時は、真似てみるのがいいでしょう。
しかも、徹底的に!です。
理屈を抜きに、疑わず、真剣にそのまま真似てみる。


真剣になればなるほど気づくことがある。
自分との些細な違いが見えてくるのです。
その違いに興味が湧いて、好奇心が芽生えたら
真似てきた事をベースに、「自分なりに」やってみましょう!


その結果、そこに新しいものができるのです。
それが、個性です。


これを学問的に表した言葉があります。
守破離」をご存知ですか?


しゅはり。
物事を学び始めてから,独り立ちしていくまでの三つの段階。


基本を守る「守」
最初は教えを守り


殻を破る「破」
次に自分なりの発展を試み


新しい世界へ離れる「離」
最後には型を離れて独自の世界を創り出していく


しかし,根本の精神は変わらず大事に持っていなければなりません。
この三つを何度も繰り返して,その道はますます上達していくという事です。


この言葉は,「利休百首」の一首
「規矩作法守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」
決まりや手本,作法を守り尽くし,それらを破ることになったり,それから離れることになったりしても,根本の精神を忘れてはならない。から,
「守・破・離」(しゅ・は・り)という言葉が生まれたといわれています。


マネをしているだけであることが理解できなければ、自分らしさは決して表現できない。
基本を忘れてはいけないよ。