「き」を配る
男女の別なく、相手や周りの反応などお構いなしに、
ぺらぺらと話を続ける人は多い。
その場の空気が読めていない。
気持ちの良い、楽しい、相手に有効な話がいい。
相手の反応にも気を配れるのがいい。
パワーハウスには、それができる人たちがいる。
雨の日も、風の日も、晴れる日も、照りつける日も
ベルを押す手が凍える日も
たゆまないスタッフたちだ。
本当に「おかげさま」
気持ち、元気、勇気、活気、気づき、時期、ひらめき・・・
「き」を配る。
そして、もう一つの「木くばり」
江戸中期の名君、名教育者といわれた熊本藩主・細川重賢が
「時習館」という学校を作った、その時のエピソード。
「人づくりは木づくり。
そのためには、子供に木くばりを大切にしてください」と言ったという。
一人一人の子供をそれぞれ苗木に見立てると
この子はスギ、この子はマツ、というように子供の性格や能力によって違う。
それを十把ひとからげにするのではなく、一本一本の木に応じた育て方をする。
それが“木くばり”だと。
どちらの「き」くばりも、
相手に応じた接し方をする、これがポイント。
自分は、どれだけの「き」くばりができるだろうか・・・。