うさぎとかめ

イソップ物語の「うさぎとかめ」。
ご存知ですよね?


本当にウサギはかめに負けたのだろうか?
油断をしたウサギは、一人で勝手にコケて、勝手に負けた・・・。
かめに負ける以前に、ウサギは自分自身に負けたのです。

逆にかめは、のろくても歩み続ける精神力を保ち、自分自身に勝ったのではないか?


”自分自身に勝てない者が、他者と戦えるはずもない”という教訓でもあるようですね。
「自分は、やるべきことが本当に出来ているだろうか」


うさぎとかめが競争し、足が遅くても、怠けず歩き続けたかめが最後にはうさぎに勝つ、
というこの物語。
競争と言う意味では、確かに、かめはうさぎに勝った。
粘り強く、諦めないで歩み続けることの大切さを、この物語は教えてくれている。


”愚直(ばか正直)にやり続ける意思と能力”を馬鹿にしてはいけない。
しかし、この競争には負けたが、ウサギは生来、飛びぬけた身体能力を持っている。
やるべき事が本当に出来ていたなら、ウサギはかめに負けなかっただろう。


かめのような粘り強さに、うさぎのような身体能力を身に付けた時
本当に強い”人・企業”に成り得る。
粘着力を梃子(てこ)にしながら、身体能力を磨いていこう!