興味・関心が成すもの

”好きこそものの上手なれ”とはよく聞く言葉ですが、その前の『興味・関心』はどうでしょうか?
ほんの少しの、その気持ちから知らず知らずに(あまり意識せずに)インプットされて、何かの拍子にやる機会ができた時、意外と出来てしまうことがありますね。


子供は、身近な母親のすることを毎日肌で感じているようで、自身は遊んでいるのですが、時々目をやる母親の動きや声を受け入れています。
毎日当たり前のようにたたんである洗濯物ですが、たたんでいる場面を見たとき、そこに興味を覚えます。
そして、シャツが小さく綺麗に、いつも見慣れた形に仕上がった時、微関心に変わり
もう一度見たい・どうやるのかな?という欲求に変わるのですね。
そうして関心を以って繰り返し見たことが、後に、やってみようと思った時それなりにできてしまう訳です。


そして、ここから二つに分かれるのですが
「出来た」という満足
「出来た」+「もっと」という向上心

冒頭の”好きこそ・・・”は「出来た」+「もっと」の要素です。
「興味・関心」→ <好き> → 《得意》 = 【自信】と変っていきますね。
そして更に、足し算、引き算などをしながらどんどん良く、上手くなっていくものです。

このシャツの話は、今朝の我が家のエピソードですが
私たちも、「興味・関心」を以って色々な事を見たいものですね。